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まほろばトリップ

時のむこう、飛鳥

児童文学

小高から

まほろばとりっぷ ときのむこう、あすか

定価:1,540円

幼い頃に行方不明になった兄を探すため明日香村へやってきた、真秀。足元で光った石を拾うと飛鳥時代にタイムスリップして…?

判型サイズ:四六判

ページ数:256ページ

ISBN978-4-7520-0939-9

配本日:2020年07月07日

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幼い頃に行方不明になった兄の丈瑠を探すため、奈良県高市郡明日香村へやってきた真秀。足もとで光った勾玉の導きでたどり着いた先は、なんと古代の日本、飛鳥時代だった……。
日本書紀を下敷きに、現代と古代 時代を超えた壮大なファンタジー!

 

読者の声

日本史とタイムスリップ=倉本由布!! しかも飛鳥時代、すぐに買いに走りました。本を出して頂き、ありがとうございます。
ifを考えることがとても楽しかったです。建皇子が生きていたら、持統天皇は出現しなかっただろうか? 有間皇子が即位するのは、きっと難しいかな? 読みながら、この時代複雑すぎる! と頭かかえます。有間皇子の小説は他に読んだことがありますが、額田王や葛城皇子たちが狡猾だったので、このお話では味方がいて嬉しかったです。その後のお話として、草壁皇子と大津皇子の所へタイムスリップするお話を読んでみたいです。
(36歳・女性)

とてもかわいらしいおはなしで、すいすい読めました。歴史上の人物の、表に出てこない生活や気持ちがつたわってきたように思います。当時のたべものやくらしぶりももっと読みたかったです。また飛鳥をたずねてみたくなりました。ステキなご本をありがとうございました。
(女性)

私が、この本を読んだときに驚いたのは、最初、赤兄が出てきて、いい人そうだったのに、後半で悪い人になっていたところです。ビックリした!
これからも頑張ってください!
(11歳・女性)

もしも飛鳥時代に自分も行ったら、と考えさせられました。
ストーリーが可愛く、最後まで楽しく読むことができました! 日本史とタイムスリップということで、当時の人の生活が描かれて、学ぶことができたり、歴史上の人物たちの感情がこちらまで伝わって感じ取ることができました! いつかさんの絵も可愛く、大変イメージしやすかったです。本好きな仲間にも広めていきたいと思います。ありがとうございます。
倉本由布先生、いつか先生、思い出に残る本をありがとうございました!!
(17歳・女性)

私は公立の図書館で児童担当の司書として働いています。選書もさせていただいているのですが、その時にこの本に出会いました。はじめはかわいい表紙だし、子どもたちも好きそう…! 飛鳥時代にタイムスリップするのもちょっと珍しいし面白いかも、という軽い気持ちで読み始めましたが、思った通りとっても面白かったです!! また、タイミングよく、職場の方からちょうど「天の果て地の限り」という大和先生のマンガをお借りして読んだところだったので、有間皇子が幸せになってくれてホッとしました。すいすいと読ませてくれる本でしたし、色々と想像を巡らせることでも楽しく読めると思うので、ぜひ子どもたちにも紹介したいと思います!
(26歳・女性)

私はいつかさんのファンで、それがきっかけで読ませていただきました! 私は歴史の中で飛鳥時代が好きだったのですが、この本を読んでから、飛鳥についてもっと知りたいなと思いました。私も飛鳥時代に行きたいです! いつかさんの絵もとてもかわいいです??これから何回もよみたいです。(ちなみにこの感想をかくまでに3回よみました笑)
すてきな本をありがとうございました。倉本さん、いつかさん、編集者の方、ありがとうございます。
まがたま、かわいくてすごく好きです。
(14歳・女性)

すごく面白かったです!! 私はこの物語の舞台となった明日香村に住んでいます。
Twitterでこの本のツイートが流れてきて、飛鳥が舞台! しかも大好きないつかさんの挿絵!! なので、絶対読みたいと思ってすぐに取り寄せました。
お兄ちゃんが行方不明になった冒頭は胸が痛くなりましたが、真秀のタイムスリップがどうなっちゃうのか、物語にひきこまれていきました。
悲劇の皇子で有名な有間皇子が、実は○○て○○○○ていたのは本当にほっとしました。陥れる役の赤兄も悪役になりきれず、優しい人達ばかり出てきて、動乱の時代のお話なのにほっとした気持ちになりました。
飛鳥資料館からまっすぐのところにあるのは雷丘、そこに壮流の家(赤兄の邸宅)があったかも、とか、甘樫丘あたりを思いうかべながら読みました。
宝さまが踊った雨乞い踊りは明日香では「南無天踊り(なもでおどり)」として文化財保存されていて地元ではイベントの時に踊ったりします。宝さまが踊った時は なもでおどりだー! とうれしくなりました。
3人は結局どうなるんだろうとドキドキしましたが、3人とも無事○○○○れて良かった! 記憶・歴史はどうなるのかと思いましたが、「ふしぎだなあーで良いのかもね」っていうセリフで納得しました 笑
悲しい思いをする人がいなくて良かった。とてもやさしい気持ちで読了することができました。中2の息子にもすすめて、夏休みの読書感想文を書いていました。映画化したら良いのにと言ってました!
本当に面白かったです! ありがとうございました!
(43歳・女性)

倉本由布さんのファンなので、この本を手にしました。歴史はあまり得意ではないのですが、最後まで、とても楽しく読むことができました。真秀たちが現代に帰る場面を読みながら、「まだ半分ぐらい残ってるけど…」と思っていたが、その後の展開が、あんなことになるとは!! と、息もつけない程ハラハラしながら一気に読み終えていました。
有間皇子と千早にはほっこりさせられました。歴史では語られていないその後の話も気になりますし、2人のタケルと真秀たちのその後も気になります。機会があれば、読んでみたいです。ステキな本をありがとうございました!!
(39歳・女性)

この本は私の名前の由来でもある、飛鳥時代の内容のもので、主人公の名前が真秀ちゃんと書いてありましたので、とても嬉しく思っております。真秀をマホと読める人が、今までほとんどおりませんでしたので、嬉しいです。亡き父が、私の名前は「倭は 国の真秀ろば〜」という、古事記の歌から取ってつけたと聞いておりましたが、この本はまさしく、私の本のような出会いを感じました。
(66歳・女性)

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