児童文学
忘れもの遊園地
かわいみな / 久米絵美里
忘れものをした、トラタとレミ。忘れもの遊園地の園長に、「忘れたい嫌な記憶」を投稿すると、忘れものが手に入ると言われ――。
小学校高学年から
264ページ
四六判
定価1,540円(税込)
ISBN9784752010180
配本日2022年8月 1日
忘れものをしてしまい、慌てるトラタとレミに声をかけてきた、
真っ白な姿のおじいさん。忘れもの遊園地の園長だと名乗り、
「忘れたい嫌な記憶を書き込み投稿すると、その記憶は遊園地の
エネルギーに変わり、忘れものは手に入る」という。
園長の持つタブレットに嫌な記憶を投稿し、その記憶を手放して
忘れものを手に入れることができ、気分がよくなった二人だったが。
ママが帰ってこない......。
忘れもの遊園地に行ってしまったというレミのママを探しに、
レミ・トラタ・トラタの姉ツバメの3人は
忘れもの遊園地の中へと飛び込んでいくーー。

久米 絵美里(くめ えみり)
1987 年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。
「言葉屋」で第5 回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞。『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で、第38回うつのみやこども賞を受賞。
作品に「言葉屋」シリーズ『君型迷宮図』(朝日学生新聞社)など。
かわい みな
愛知県出身。イラストレーター。絵本の作品に『4つごのまじょのおかいもの』(ポプラ社)、挿絵を担当した作品に「ねこやなぎ食堂」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『ゆくぞ、やるぞ、てつじだぞ!』(朝日学生新聞社)など。
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